気持ちの持ちようが大事

救急外来で働く看護師にとって重要なことは、いつでも心構えができていることです。
救急外来では、患者がいつ運ばれてくるか分かりません。
そのため、看護師は勤務時間内はいつでも対応できるように、準備をしておく必要があります。
心がついていかないから仕事ができないと、患者の命に関わる可能性があります。
準備を整えて、いつでも対応できる心構えだけはしておくことが大事です。
ただし、終始気持ちを緊張させ続けると、心が持ちません。
ニュートラルな気持ちにしておき、対応できる準備だけは万端にしておくことが求められます。

他に大事なことは、休息を取れる時に確実に取っておくことです。
救急外来では、休みなく働く可能性がゼロではありません。
そのため、休憩時間は貴重な体をリラックスさせる時間になります。
この時間を上手く取れないと、いつでも疲れてしまうために身体が持たなくなります。
休息は少しでもいいので、取ることが重要です。

もう1つ大切なことは、前を向き続けることです。
救急外来には、毎日多くの患者が運び込まれてきます。
しかし、すべての患者を救うことはできません。
たとえ救えなくても、次の患者を救えるように気持ちを作ることが大事です。
気持ちを引きずってしまうと、次の治療に支障が出る恐れがあります。
何があっても前を向くことが大事です。
患者を助けたいと思う気持ちがあるなら、落ち込んでいる暇はありません。
落ち込むのは仕事が終わってからにするという、切り替えられる気持ちを持つことが重要になります。